関東大震災の復興期から戦争までは銀座が大きく飛躍し、変化した時代でした。
カフェが全盛期を迎え、「モガ・モボ」が闊歩し、「銀ブラ」という言葉が定着していきました。
そんな時代のさなか、昭和7年頃に超モダンな「銀座アパートメント」としてオープンしたのが奥野ビルでした。当時は多くの文化人が住んでいたようです。
現在は「銀座の生き証人」として静かにその年輪を漂わせ、趣のあるビルになっています。
そんな古き良き銀座の面影を残す建造物の、パリの古いアパルトマンの屋根裏部屋にも似たエキジビション スペースです。
“Ecru+HM”では、その根底に伝統を秘めながらも斬新な感覚を持つアートを紹介していきます。
時代に即した独自の方法で次の世代へつないでいこうと、果敢に挑んでいる現代作家のエネルギッシュな作品を、活動をここから広く世界に発信していきます。
特別なものとしてのアートではなく、日常の中に存在するアートとの会話を楽しむことができるスペースとなることを願っています。
“Ecru+HM” は、アートのある新しい生活創りを提案していきます。
トーマス・ギーゼン ジュエリー展
10月5日(土)~10月13日(日)
10/8日休
12:30pm〜7:00pm(最終日5:00pm)
想像の域を超えた斬新なデザイン、とりあわせの新鮮さ、その作品は好奇心のとどまるところを知らない…。
10代でジュエリーアーティストを目指し、ゴールドスミスマイスター(ドイツの国家資格)、宝石鑑定士、ダイヤモンド鑑定士としてきわめて高度な教育を受けました。「修行の途中で目標に迷うことが無かった。」と語るように、高い意識が感じられ、40年以上の経験と技術が物語る丁寧な仕事が並ぶ作品展では、いつも我々を楽しませてくれます。
構築的な金属のラインが際立つシルバーのリング、中央に配した天然石がまるで宙に浮かんでいるようなテンションセッティング、髪の毛ほどの細いカーボンをひたすら巻き、天然石と合わせたリング、楕円の内側にパールや石を配したOリング、スクエアで上部が開いている凹型のリングなど、そのデザイン性の高さがひときわ光っています。
そのため、“金属+天然石”のアイテムを敬遠しがちな方でも、思わずお洒落心を掻き立てられ、「この作品なら身に着けられる」というお声をたくさんいただいています。
また、バリエーション豊かなパールや石を選んでのセミオーダーも人気です。
GALLERY | Ecru+HM エクリュプラスエイチエム |
H P | https://www.ecruplushm.com/ |
TEL | 03-3561-8121 |
CLOSED | 不定休 |
OPEN | 12:30pm~7:00pm・最終日12:30pm~5:00pm |
ADDRESS | 銀座1-9-8 奥野ビル4F |